”やんばる”で教育つぶやいてみる・メモ

沖縄県名護市・やんばるの教育全般についてメモを残していきます。

やんばるの入学祝いと入学式

入学祝い

小学校入学式、その日の夜は新一年生のいる家庭は大宴会である。私はこれが普通の風景だと思っていたのだが、どうも今や中南部では家族のみの食事会程度で済ますことが多いらしい。名護ではヒージャーは少なくなってきているが、定番はヒージャーでそれ以外にも中身汁とか沖縄で定番のお祝い料理が出てくる。

だいたい同級生の子どもとか、親戚すじ(どこまでかってのは難しいが)、隣近所、同じ職場の同僚の子どもあたりが入学すると、各家庭をまわる。日常の付き合いの程度でどこ廻るかってのは決まってくるが、まぁ多い人は10軒以上もまわるので、その都度だされた料理食べたり酒飲んでいたら途中で潰れること必至。なので、廻る順番とどこでゆっくるするかを決めて、ごあいさつすることとなる。

子どもにしてみれば、知らないおじさんたちから、「がんばれよ」「いっぱい勉強しなさいよ」などと言われながらお祝儀袋を受け取り、子どもながらに見守られえている感覚を持つってのは悪くはないと思う。

気になる、つつむ額であるがどうも今時の名護あたりの相場は5,000円が多いみたい。結構でかい。3,000円ってところもあるし、地域によっては生活改善運動(?)の一環で1,000円で統一しましょうなんてのもあるようだ。

エスカレートすると、金額もさることながらお返しや準備する料理やら、結構大変なことになる。5,000円大きいです。5箇所まわったら25,000円。1ヶ月のお小遣いより多いと言う人もいるのではないか。お小遣いで出したりはしないだろうけど。

 

次に大きなお祝いは、高校の合格祝いだ。

どういうわけか、中学の入学や大学の入学では、さほど大きくない。エスカレータだから?

 

入学式

入学式には、多くの家庭が仕事休んで夫婦そろって、祖父母もきてたり、たくさん参加する。私も自分の子ども時は参加した。怒られるかもしれないがそんな大したメッセージとか中身はないのだが(笑)、式典(節目)なのでその瞬間に立ち会うって事だろうか。

儀式なってのはそういうもんかも。

 

3月の卒業式、4月の入学式・入園式と1000人を超える人の前で話をする機会を得た。そういうポジションに就かなければ、まわってこない役回りなので、いい勉強になった。あまり式典で話すと言う意味や難しさを深く考えていなかったので、いわゆる雛形・教科書的なあいさつはどいうものか想像してみたが、読み上げるだけの式辞はつまらないし、子どもたちに伝わらんだろうと思い、自分なりにあいさつの構成を考えてみた。

結果は、練習なんてするわけないし、キーワードだけを考えて流れで話をしたので、声の大きさや話すスピード、その他反省だらけでした。やってみないと分からないものですね。いい経験でした。

 

もし言葉の力を信じるならば、プレゼンもスピーチも練習するべしと思ったのでした。

そう

言葉の力を信じたいです。